搾乳器のフランジサイズと乳頭のmm測定

搾乳器のフランジサイズは、乳輪を含めずに左右の乳頭の根元の直径をmmで測り、製品のサイズ表と搾乳中の快適さを確認して選びます。
要点
左右の乳頭を別々に測ってください。
お使いの搾乳器の最新のサイズ案内に沿って、最初に試すサイズを選んでください。
搾乳中に痛みがあれば、いったん止めてフランジの装着状態と吸引の強さを確認してください。
サイズが表す部分
フランジは胸に当てる漏斗状の部品で、トンネルは乳頭が動く通路です。
乳頭は突き出た部分で、乳輪はその周囲の色が濃い皮膚です。
胸の大きさから乳頭の直径は分からないため、ブラジャーのサイズでフランジを選ばないでください。
乳輪を含めず乳頭の直径を測る
授乳や搾乳の直後を避け、始める前に測ってください。
mm目盛りの定規で乳頭の根元の端から反対側の端まで測り、乳輪は含めないでください。
乳頭の根元が楕円形なら、最も幅の広い直径を測ってください。
左右の乳頭に合うフランジのサイズが異なる場合があります。

紙の測定ツールを使う場合
紙の測定ツールは100%の倍率で印刷してください。
Elvieの紙のツールを使う場合は、測る前にクレジットカードの短辺が確認線と一致するか確かめてください。
そのツールでは、乳頭の根元に触れたり締め付けたりせず、最も近い大きさの穴を選んでください。
測定値から最初に試すサイズを選ぶ
吸引中には乳頭が太くなったり長くなったりするため、測定値はサイズ選びの出発点です。
Medelaのカナダ向け案内では、乳頭の直径に4 mmを足し、最も近いフランジまたはインサートのトンネル径を最初に試すサイズとします。
案内の例では乳頭の直径が15 mmなら、15 + 4 = 19 mmと計算し、最も近い18 mmを最初に試すサイズに選びます。
この計算はMedelaの例なので、すべての搾乳器やインサートに共通するサイズ換算式として使わないでください。

インサートを購入する前に、メーカーの説明書でお使いの搾乳器とフランジへの適合を確認してください。

搾乳しながら装着を確認する
サイズが合うフランジでは、乳頭が擦れて痛むことなく自由に動きます。
- 乳頭をトンネルの中央に合わせ、フランジを胸に強く押し付けず、軽く当ててください。
- 弱い吸引から始め、快適な範囲でだけ少しずつ強くしてください。
- 母乳が出始めたら流れがスムーズか、搾乳後に胸がより柔らかく快適に感じられるか確認してください。
搾乳器で胸にあざができたり、フランジの中で乳頭が挟まれたりしてはいけません。

違和感があるときの確認点
| 気づいたこと | 確認すること |
|---|---|
| 擦れて痛む | 中央に合わせた乳頭がトンネルの壁に擦れて痛む場合は、より大きいサイズが必要なことがあります。 |
| 乳輪が多く引き込まれる | 乳輪が過度にトンネルへ引き込まれる場合は、より小さいサイズが合うことがあります。 |
| 皮膚の色の変化 | 搾乳中に皮膚が白くなったり赤みが増したりする場合は、装着状態と快適さを見直してください。 |
搾乳量は授乳の時期や授乳の仕方によって変わるため、量とともに乳頭の動きと快適さも確認してください。
搾乳を続ける中で快適さや乳頭の形が変わったら、サイズを確認し直してください。
相談する目安
サイズや位置、吸引の強さを調整しても不快感が続く場合は、授乳の専門家や医療者に搾乳の様子を見てもらってください。
乳頭に亀裂や出血があれば、早めに相談してください。
胸の一部に赤み・熱さ・腫れのいずれかがある場合、または胸の痛みに非常に高い発熱、体が熱い・寒いと感じること、震えのいずれかを伴う場合は、急いで医療機関に相談してください。

購入前の疑問
妊娠中に測ったサイズはそのまま使えますか?
妊娠中に測ったサイズは、出産後や搾乳を続ける中で乳頭の大きさが変わることがあるため、仮の目安です。