授乳 ラッチと姿勢 ガイド

良いラッチとは、母乳が効果的に移り、親子が無理なく授乳を続けられる状態です。一つの完璧な形ではなく、快適さ、体の向き、広い口、深く規則的な吸啜、飲み込み、排泄、体重を合わせて確認します。
SUMMARY
赤ちゃんの全身を近くで支え、頭と体を一直線にし、吸着前に鼻を乳頭の高さへ合わせます。口が大きく開き、顎が乳房に触れ、頬が丸く、ゆっくり深く吸って規則的に飲み込むか確認します。痛みの持続、乳頭損傷、排泄低下、体重増加不良は授乳専門家と小児科へ早めに相談してください。
無理なく続けられる姿勢から始めます
まず赤ちゃんの全身の向きを確認します。親の背中と腕を支え、肩を楽にします。赤ちゃんの胸を親へ向け、頭と体を一直線にして全身を近くで支えます。首がねじれると飲み込みにくくなります。
複数のラッチサインを一緒に見ます
広い口と顎の接触を確認します。口が大きく開き、唇が外側を向き、顎が乳房に触れ、頬が丸いことが手掛かりです。形だけで判断せず、痛み、吸啜、飲み込み、母乳移行を合わせて見ます。
吸啜と飲み込みを確認します
飲み込みと排泄の傾向が機能の根拠です。母乳が流れると、速い吸啜からゆっくり深い吸啜と休止へ変わり、規則的に飲み込みます。何度も外れる、頬がへこむ、飲み込みが少ない場合は直接観察を依頼します。
続く痛みを我慢しません
授乳中ずっと痛む、乳頭がつぶれる、裂ける、出血する場合は我慢しないでください。清潔な指を口角へ優しく入れて吸着を外し、姿勢を整え直します。繰り返す場合は授乳専門家と医療者へ相談します。

おむつと体重で摂取を確認します
見た目が良くても十分に飲めているとは限りません。授乳後の様子、濡れたおむつと便、体重の傾向を見ます。生後5日頃でも排泄が少ない、体重減少が続く、黄疸がある場合は小児科へ早く連絡します。
引っ張らずに再ラッチします
離す前に口角から吸着を外します。親の支えと全身の向きを整え、鼻を乳頭の高さへ合わせ、大きく口が開いたときに顎から近づけます。後頭部を押したり、スリング内で授乳したりしないでください。
早めに専門家へ相談します
早めの専門支援が必要なことがあります。続く痛み、乳頭損傷、クリック音と外れの反復、飲み込み・排泄低下、体重増加不良は授乳専門家と小児科へ相談します。音だけで舌小帯を診断しません。
救急サインは姿勢の問題と分けます
強い呼吸困難、無呼吸、青色・灰色の皮膚、ぐったり、けいれん、起こしにくさは直ちに救急対応します。幼い新生児の哺乳低下、尿量低下、発熱、悪化する黄疸は小児科へ早く相談してください。
よくある質問
一枚濡れていれば脱水ではありませんか?
一枚だけでは判断できません。一日の傾向、授乳、全身状態を見ます。
回数が少ないとき水を飲ませますか?
生後6か月未満は医療者の指示なく水を与えず、小児科へ確認してください。
記録を完成してから連絡しますか?
救急サインや相談基準があれば、記録より受診を優先してください。
出典
この記事は一般的な情報であり、診断や治療の代わりではありません。尿量低下や授乳の心配、赤ちゃんに合う計画は小児科へ相談してください。