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保護者の健康

夫婦の育児分担、無理なく続く決め方

両親が床で幼児と一緒に遊んでいます。
二人で子どもと遊ぶ時間も、日々の育児の一場面です。

育児と家事を分担し、役割を話し合って、二人とも休める時間をつくりましょう。

赤ちゃんや幼児を育てながら、毎日の世話をどう分担するか考えている夫婦のためのガイドです。

要点

  • それぞれの役割を話し合って決めましょう。
  • 育児と家事を分担しましょう。
  • お互いに、育児から離れて休める時間をつくりましょう。
  • 話し合う時間をつくりましょう。

一人に任せがちになっている仕事から話してみましょう。話し合いの終わりには、それぞれの役割と実際に休める時間を決めます。

わが家にとって公平な分担とは?

赤ちゃんが生まれると、疲れや二人で過ごす時間の減少から、夫婦関係がつらくなることがあります。

育児と家事が公平に分担されていると感じることは、ストレスを減らし、支えられているという実感につながることがあります。

産後の回復期にある人、復職を控えている人、授乳の多くを担っている人がいるかもしれません。今、誰にどのような助けが必要で、もう一人が何を担当できるかを出発点にしてください。

それぞれの仕事、今必要な助け、休める機会を踏まえて、二人が公平だと感じる分担を話し合いましょう。

準備と後片付けも含めて考えます

仕事を分担するときは、誰が行うかに加えて、準備と後片付けも話し合いましょう。

両親が服と保育園のかばんの横に無地のカードを並べています。
分担する仕事の例は、着替えの準備や保育園のかばんの用意です。

次の表は、役割を具体的に決めるための例です。家庭の状況に合わせて、担当者や仕事を変えてみましょう。

仕事の例 担当に含められること 決めておく引き継ぎ
保育園のかばん着替えの確認、荷造りと片付けお迎えの予定が変わったら誰が代わりますか?
寝る準備服の準備、着替えとあやすこともう一人はいつから休みますか?
家族の食事献立、調理と片付け準備の間は誰が子どもを見ますか?

例えば朝の引き継ぎでは、一人が着替えを担当し、もう一人が食事を終える形にできます。幼児のいる家庭なら、保育園のかばん、お迎え、寝る準備も同じように話し合えます。普段の担当者が不在のときに誰が代わるかも決めてみましょう。

両親とも、おむつ替え、着替え、赤ちゃんをあやすことを練習できます。

赤ちゃんが泣くたびにすぐ相手に任せるのではなく、世話やあやし方を練習し、必要なときは助けを求めましょう。

授乳と夜の世話は状況に合わせます

一人が母乳で授乳するとき、もう一人は赤ちゃんのほかの世話や家事を担当できます。

ミルクの場合は授乳を分担でき、母乳の場合はもう一人が朝のおむつ替えや着替えを担当して、授乳した人が休めるようにできます。

授乳の方法が違っても、分担できる世話はあります。例えば授乳していない人が清潔な服を用意し、朝のおむつ替えをする形です。家庭の授乳の流れに合わせて仕事を決めてください。

一人の親が床のマットで赤ちゃんを着替えさせ、もう一人は近くで休んでいます。
おむつ替えと着替えも、分担する世話に含まれます。

休む間はもう一人が世話を担当します

それぞれの休憩時間を決め、ときには残った家事より休むことを優先しましょう。

一人が食事や休憩をする間、もう一人が世話を受け持つと決めてみましょう。休憩が終わる時間と、その間に誰が子どもを見ているかを一緒に決めましょう。

一人の親がおやつを食べる間、もう一人が幼児と本を読んでいます。
もう一人が本を読む間のおやつ休憩です。

信頼できる友人や家族に赤ちゃんを見てもらう間、保護者は昼寝をすることができます。

意見の違いを話し合い、安全に世話をします

落ち着いて話せる時間を選び、相手の話をよく聞いて、お互いの話をきちんと理解できたか確認しましょう。

相手が察してくれるのを待つのではなく、必要な助けや困っていることを伝えましょう。

例えば「夕食の後に少し休みたいです。着替えと寝かしつけをお願いできますか」と伝えられます。具体的なお願いをもとに役割を話し合いましょう。試した後には、難しかったことや変えたい役割をもう一度話します。

両親が保育園のかばんの横で穏やかに話しています。
次の世話の引き継ぎについて穏やかに話します。

相手の努力を認め、意見が違うときも尊重しながら話しましょう。

子育ての方針を一緒に話し合いましょう。

意見の違いは子どものいないところで解決していきましょう。

赤ちゃんを寝かせるときは、二人とも以下の安全な睡眠の原則を守りましょう。幼児のいる夫婦なら、普段の生活の流れや、同じ場面でそれぞれがどう対応するかを話し合えます。

1歳未満の赤ちゃんは硬く平らなマットレスにあおむけで寝かせ、ベビーベッドから枕、柔らかいおもちゃ、固定されていない寝具を取り除いてください。

早産で生まれた赤ちゃんは、出産予定日から1年間、安全な睡眠の注意点を守ってください。

ソファや肘掛け椅子で赤ちゃんと一緒に眠らないでください。

泣き声でつらくなり、代わってくれる人がいないときは、赤ちゃんをベビーベッドに安全に寝かせ、10分など時間を決めて別の部屋で少し気持ちを落ち着け、決めた時間までに戻ってください。

どれほどいら立っても、赤ちゃんを揺さぶらないでください。

分担だけでは乗り切れないとき

ひどく疲れて日々の生活を送るのが難しいときは、医療の専門家に相談してください。

夫婦関係の問題を解決するのが難しいときは、夫婦関係のカウンセラーに相談できます。

二人の保護者が相談室で専門家と話しています。
必要な支援について相談する場面です。

支配や操作、精神的、経済的、性的、身体的な虐待がある関係は安全ではありません。

虐待を受けている場合は、信頼できる専門家や地域の家庭内暴力支援窓口に助けを求め、誰かに差し迫った危険があるときは地域の緊急通報先に連絡してください。

分担が偏るときの疑問

すべての仕事を半分ずつ分けるべきですか?

別々の仕事を担当する方法もあるので、今必要な助けや休める機会を踏まえて、二人で分担を決めましょう。

家族の手伝いが希望と違うときは、どうすればよいですか?

家族には、どのような助けが必要か具体的に伝えましょう。

参考資料

  1. NHS — Relationships after having a baby
  2. Pregnancy, Birth and Baby / Healthdirect Australia — Becoming a dad
  3. NHS — Sleep and tiredness after having a baby
  4. NHS — Soothing a crying baby
  5. NHS — Sudden infant death syndrome (SIDS)