赤ちゃんの哺乳瓶拒否、復職前の対処法

赤ちゃんが落ち着いていて、おなかがすきすぎても満腹でもないときに哺乳瓶を勧めましょう。 赤ちゃんが嫌がったらやめましょう。
要点
- 最初は母乳か乳児用ミルクを少量入れ、空腹のサインが続くなら追加しましょう。
- 英国の指針では、生後6か月以上でコップから母乳か乳児用ミルクを飲めるなら、哺乳瓶を導入しなくてもよい場合があるとしています。
- 赤ちゃんが飲まない、ぬれたおむつが普段より少ない、いつもよりぐったりしている場合は、急いで受診してください。
1歳未満の赤ちゃんを育てながら復職を準備する方にとって、まず決めたいのは、離れている間に誰がどうやってミルクを飲ませるかです。
落ち着いた時間に練習を始めましょう
直接授乳で育ってきた赤ちゃんは、哺乳瓶で飲むことに慣れるまで時間がかかる場合があります。 復職の数週間前から、搾乳と哺乳瓶で飲む練習を始めることを検討しましょう。
母乳育児が軌道に乗ったら、信頼できる別の大人に搾母乳を哺乳瓶で飲ませてもらいましょう。 口で乳首を探す、手を吸う、口を開けるといったサインを見て、泣いているなら先に落ち着かせてから勧めましょう。

口を開けるのを待ち、休むサインを見ましょう
赤ちゃんを体の近くで抱き、上体を少し起こして頭を支えましょう。 乳首を唇に当て、赤ちゃんが口を開けて自分でくわえるのを待ちましょう。

哺乳瓶はほぼ水平にして少しだけ傾け、ミルクが速く流れすぎないようにしましょう。 途中で休ませ、ミルクが残っていても吸うのをやめたり顔を背けたりしたら授乳をやめましょう。
もっとおなかをすかせようと授乳を遅らせず、空腹のサインに合わせて飲ませましょう。 無理に飲ませると赤ちゃんがつらくなることがあります。

買い足す前に流れを確認しましょう
せき込む、慌ててごくごく飲む、ミルクがこぼれる、口を離すといった様子は、乳首の流量が速すぎるサインかもしれません。 乳首が詰まっていたら交換し、流れに対応しづらい様子が続くなら授乳の専門家に相談しましょう。
窒息するおそれがあるため、哺乳瓶を固定したり、赤ちゃんだけで飲ませたりしないでください。 哺乳瓶には母乳か乳児用ミルクだけを入れ、穀物の粉や食べ物は加えないでください。 飲みやすくしようとしてミルクを薄めないでください。
コップという選択肢もあります
英国の指針では、生後6か月以上でコップから母乳か乳児用ミルクを飲めるなら、哺乳瓶を導入しなくてもよい場合があるとしています。 月齢の低い赤ちゃんや、授乳・健康上の問題がある赤ちゃんは、医療者や授乳の専門家と代わりの授乳方法を決めましょう。

預け先と仕事中の準備を整えましょう
復職前に、搾乳できるプライベートな場所、休憩時間、母乳の保管場所、搾乳部品の洗浄方法を決めておきましょう。 離れている間は母乳量を保つため、赤ちゃんが普段母乳を飲む頻度を目安に搾乳しましょう。
搾母乳には赤ちゃんの名前と搾乳日を記し、預け先の保管ルールを確認しましょう。 母乳は冷たいままでも室温でも飲ませられますが、一部が熱くなって口をやけどするおそれがあるため電子レンジで温めないでください。 母乳に触れる搾乳部品は使うたびに洗浄しましょう。

預ける相手には、飲ませる母乳やミルク、楽に飲めた姿勢と乳首、休みたいときのサイン、飲めない場合の連絡先を伝えておきましょう。初出勤前に、一緒に手順を確認しておくとよいでしょう。
練習を中断して受診するとき
拒否が続く、飲むときに痛そうにする、嘔吐で何度も授乳が中断する場合は、医療者に相談しましょう。 赤ちゃんが飲まない、ぬれたおむつが普段より少ない、いつもよりぐったりしている場合は、急いで受診してください。
呼吸が苦しそうなら、すぐに救急の助けを求めてください。 唇が青色や灰色になったり、起こしても反応しにくかったりする場合は、地域の救急番号にすぐ連絡してください。
初出勤前によくある質問
仕事のために粉ミルクへ切り替える必要がありますか?
復職後も母乳育児を続け、離れている間は搾母乳を哺乳瓶で飲ませられます。
どの赤ちゃんも飲める哺乳瓶はありますか?
すべての赤ちゃんに最適な哺乳瓶や乳首の種類があるという根拠はありません。
出典
- NHS — How to combine breast and bottle feeding
- NHS — Bottle feeding advice
- Office on Women’s Health, U.S. Department of Health and Human Services — Breastfeeding and going back to work
- Office on Women’s Health, U.S. Department of Health and Human Services — Pumping and storing breastmilk
- NHS — Dehydration