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成長・発達

赤ちゃんの手指の発達を月齢別に確認

保護者の隣で大きなシリコーンの輪を両手で持つ赤ちゃん。
おもちゃを交互に渡し合うのも、一緒に遊ぶ簡単な方法です。

多くの赤ちゃんは9か月までに物を片方の手からもう片方へ持ち替え、12か月までに親指と人差し指でつまみ、15か月までに少なくとも2個の物を積み重ねます。

要点

  • おもちゃと部品は子どもの口より大きい物を選び、包装にある年齢ごとの注意事項を守ります。
  • 手を伸ばしてつかめるように、大きなおもちゃを差し出してください。
  • 月齢ごとの発達の目安となる動作がまだ見られない場合は、子どもの医師に発達について相談してください。

新生児から24か月までの子どもを育てる保護者は、今どのように手を使っているかを見て、次に一緒にする遊びを考えてみましょう。

手の動きをどう見ればよいですか?

手指の発達とは、物を握る、つまむ、スプーンを使うといった動作のために、手や指を動かす力が育つことです。 表の月齢は、多くの子どもがその時点までにできる動作を確認する目安で、動作を始める平均月齢とは異なります。

子どもによって発達の速さは異なるため、1つの動作の時期が違うだけで発達の遅れと判断することはできません。 早産で生まれた赤ちゃんは、最初の2年間、発達を比べるときに修正月齢を使います。

修正年齢は週数で計算し、生まれてからの週数から、妊娠40週より早く生まれた週数を引きます。 例えば妊娠32週で生まれ、現在生後16週なら、修正年齢は8週です。

慣れたおもちゃで普段どおりに遊ぶときの手の動きを見て、その月齢の項目と比べてみましょう。

出生から6か月までの手の動き

新生児は手のひらに触れた保護者の指を握ることがありますが、この把握反射は無意識に起こる反応です。

保護者の腕に手を自然に置いている、起きている赤ちゃん。
多くの赤ちゃんは2か月までに、短い間、手を開きます。
確認する月齢見る動作
2か月多くの赤ちゃんは2か月までに、短い間、手を開きます。
4か月多くの赤ちゃんは4か月までに、手に置かれたおもちゃを握り、おもちゃに向かって腕を振り、手を口に持っていきます。
6か月多くの赤ちゃんは6か月までに、欲しいおもちゃをつかもうと手を伸ばします。

赤ちゃんがまだ座る姿勢を練習している場合は、体を支えながらおもちゃを差し出してください。 遊びの途中で赤ちゃんが嫌がったら、休んであやしてください。

座る姿勢を支えてもらい、大きな黄色のガラガラに手を伸ばす赤ちゃん。
手を伸ばしてつかめるように、大きなおもちゃを差し出してください。

9〜12か月の持ち替えとつまみ持ち

つまみ持ちは親指と人差し指を一緒に使ってつまむ動作で、かき寄せる握り方は指で物を手のひら側へ寄せる動作です。

確認する月齢見る動作
9か月多くの赤ちゃんは9か月までに、物を両手の間で持ち替え、2つの物を打ち合わせ、指で食べ物を手前にかき寄せます。
12か月多くの赤ちゃんは12か月までに、親指と人差し指で物をつまみ、物を容器に入れます。

手全体で握っているか、親指と人差し指を合わせてつまんでいるかを見てみましょう。

大人が本を支える間、厚い無地のボードブックのページの端を持ち上げる赤ちゃんの手。
一緒に本を見て、子どもが本に触れる機会を作ってください。

大きな積み木を容器から出して、一緒に戻す遊びをしてみてください。

15〜24か月の積み木と生活動作

確認する月齢見る動作
15か月多くの子どもは15か月までに、積み木などの物を少なくとも2個積み重ねます。
18か月多くの子どもは18か月までに、なぐり描きをし、スプーンを使おうとします。
24か月多くの子どもは24か月までに、片方の手で物を持ちながらもう片方を使い、おもちゃのスイッチやつまみを操作しようとし、スプーンで食べます。
保護者の隣で大きな木の積み木にもう1個を重ねる子ども。
多くの子どもは15か月までに、積み木などの物を少なくとも2個積み重ねます。

大きな積み木を一緒に積んでみてください。 保護者が積み木を積んで、子どもに崩してもらう遊びもできます。

1歳を過ぎた子どもには、なぐり描き、ページめくり、適した容器の開け閉めを試す機会を作ってください。

安全な遊び道具を選ぶ

おもちゃと部品は子どもの口より大きい物を選び、包装にある年齢ごとの注意事項を守ります。

赤ちゃんに小さなおもちゃの部品を渡さないでください。 外れたボタン電池や磁石は手の届かない場所に置き、おもちゃの部品や縫い目がしっかり固定されているか確認してください。

赤ちゃんが保護者の指を握っていても、その握る力で持ち上げないでください。突然離すことがあります。

いつ相談すればよいですか?

以前できていた動作ができなくなった場合や発達が心配な場合は、待たずに子どもの医師に連絡してください。 生後最初の3か月に片方の手や体の片側だけを使う場合は、赤ちゃんの医師に相談してください。

保護者に抱かれた赤ちゃんに、持ちやすい大きなおもちゃを差し出す医療者。
発達のスクリーニング検査や、追加の評価・支援が必要かを聞いてください。
  • 6か月までにおもちゃをつかもうと手を伸ばさない場合は、医師に相談してください。
  • 9か月までに物を両手の間で持ち替えない場合は、医師に相談してください。
  • 12か月までに親指と人差し指で物をつままない場合は、医師に相談してください。
  • 15か月までに2個の物を積み重ねない場合や、18か月までになぐり描きをしない場合は、医師に相談してください。

発達のスクリーニング検査や、追加の評価・支援が必要かを聞いてください。

手を使う遊びの疑問

次の発達段階のために特別なおもちゃが必要ですか?

次の発達段階に進むために、特定のおもちゃを用意する必要はありません。

片方の手をよく使えば、右利きや左利きと分かりますか?

子どもに片方の手を使うよう強制しないでください。利き手がはっきりするまで数年かかることがあります。

9か月で箱を空にすることと積み木を入れることは同じですか?

9か月では保護者と容器を空にして積み木を戻す遊びが勧められ、1人で物を容器に入れる動作は12か月の確認項目です。

出典

  1. Centers for Disease Control and Prevention — Milestone Moments
  2. American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — How to Buy Safe Toys
  3. American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — Corrected Age For Preemies
  4. American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — Newborn Reflexes
  5. American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — Hand and Finger Skills: 1 Year Olds