赤ちゃんの下痢に使う経口補水液

経口補水液は下痢で失った水分を補うため、水、ブドウ糖、電解質の比率が決められています。赤ちゃんに合う市販の調製済み・正しく溶かす製品と、喪失後の量を医療者へ確認します。
要点
表示と医療計画を厳守し、粉を濃く・薄くしたり目分量で分けたり自家製にしません。指示された場合だけ月齢に合うカップ、スプーン、シリンジで少量ずつ与え、別の指示がなければ母乳・ミルクも続けます。飲めない、反復嘔吐、尿減少、ぐったり悪化、重いサインは試飲で受診を遅らせません。
経口補水液の使い方
市販経口補水液の製品、量、間隔を月齢、体重、喪失、嘔吐に合わせ医療者へ確認します。表示どおり混合し、粉を目分量で分け、濃く・薄くし、自家製にしません。飲めない・悪化は試飲で受診を遅らせません。
下痢中の母乳とミルク
別の指示がなければ母乳と表示どおりのミルクを続けます。母乳をより頻繁に、指示があれば少量頻回で与えます。薄いミルク、果汁、炭酸、スポーツ飲料、茶、自家製液で代用しません。

避けたい代替飲料と薬
幼い乳児へ水だけを与え、果汁、炭酸、スポーツ飲料を補水液代わりにしません。止瀉薬、抗菌薬、プロバイオティクス、亜鉛、ハーブ、残薬も医療指示なく使いません。下痢を理由に母乳を中止しません。
診察と救急対応が必要な時
尿減少、口の乾燥、涙減少、目・大泉門陥没、反復嘔吐、血、緑色嘔吐、強い痛み、幼い乳児の発熱、急速悪化は早く相談します。起こしにくい、飲めない、青・灰色、強い呼吸困難、けいれん、虚脱は救急です。