赤ちゃんの便秘に対する安全な家庭ケア

実際に便が硬いか確認しながら優しくケアします。通常の授乳と表示どおりの調乳を続け、穏やかに抱きます。痛みや危険サインがなく赤ちゃんが快適な場合だけ、脚をゆっくり自転車のように動かします。
要点
食品と水分の助言は月齢で異なります。離乳食前の母乳児には授乳を増やせますが、ミルク濃度は正しく保ちます。幼い乳児の水・果汁は先に相談します。離乳食中なら月齢に合う食物繊維と水分を医療者へ確認し、薬や肛門刺激を自己判断で使いません。
授乳と正確なミルク濃度
別の指示がなければ通常授乳を続け、ミルクは表示どおり正確に調乳します。食品・水分は月齢で異なるため、幼い乳児の水・果汁や離乳食調整は先に医療者へ確認します。
肛門刺激と自己流治療のリスク
体温計、綿棒、石けん、坐薬を入れて排便を促しません。浣腸、下剤、ハーブ、果汁、水も月齢別の指示なく使いません。快適で危険サインがない場合だけ優しく抱き、脚をゆっくり動かし、嫌がれば中止します。

血と痛みがある時
硬い便に少量の鮮血が付くことはありますが、血が見えたら相談します。反復・多い出血、黒いタール状便、強い痛み、蒼白、具合不良は緊急評価します。写真や次の便を待って遅らせません。
新生児と腸閉塞の危険サイン
正期産児の胎便が48時間を超えて遅れる、出生早期からの便秘、リボン状便、成長不良、嘔吐を伴う腹部膨満は早く診察します。緑色嘔吐、起こしにくさ、呼吸困難、青・灰色、けいれんは救急です。
便秘が続く時の相談
硬く痛い便、反復して出ないいきみ、授乳・尿低下、血、硬い腹、嘔吐、成長不安が続けば連絡します。生後8週未満で2〜3日便がない場合は授乳状態と一緒に助産師・医療者へ相談します。