赤ちゃんの便秘の危険サイン

出生直後や生後早期からの便秘は特に評価が必要です。正期産児が48時間以内に胎便を出さない、リボン状便、成長不良、持続する腹部膨満を医療者へ伝えます。
SUMMARY
嘔吐、特に緑色嘔吐を伴う腹部膨満、強い持続痛、著しいぐったり、起こしにくさ、呼吸困難、青・灰色、けいれんは緊急対応します。試すために食品、水分、下剤、坐薬、浣腸を与えず、月齢、胎便時刻、開始、便、血、授乳、尿、嘔吐、腹部、成長、元気を伝えます。
いきみより出た便を見ます
胎便遅延・早期発症から確認します。幼い赤ちゃんは協調を学び、うなり、泣き、脚を引き、顔が赤くなります。柔らかい便の後に落ち着き、授乳、尿、成長が良ければ、いきみ自体は便秘でない場合があります。硬く乾いた粒状・大きく痛い便が便秘を示します。
時刻ごとのパターンを記します
リボン状便・成長不良を記します。時刻、便の硬さ・量、痛み、血、出なかったいきみ時間、その後の快適さに、授乳、尿、嘔吐、体温、腹部膨満、元気を加えます。間隔だけで便秘と診断しません。
授乳とミルク濃度を正確にします
嘔吐を伴う膨満を使います。別の指示がなければ通常授乳を続け、ミルクは表示どおり正確に調乳します。食品・水分は月齢で異なるため、幼い乳児の水・果汁や離乳食調整は先に医療者へ確認します。
肛門刺激と自己流治療を避けます
体温計、綿棒、石けん、坐薬を入れて排便を促しません。浣腸、下剤、ハーブ、果汁、水も月齢別の指示なく使いません。快適で危険サインがない場合だけ優しく抱き、脚をゆっくり動かし、嫌がれば中止します。
血と痛みは相談します
硬い便に少量の鮮血が付くことはありますが、血が見えたら相談します。反復・多い出血、黒いタール状便、強い痛み、蒼白、具合不良は緊急評価します。写真や次の便を待って遅らせません。
新生児・閉塞の危険サインを知ります
全身救急サインを確認します。正期産児の胎便が48時間を超えて遅れる、出生早期からの便秘、リボン状便、成長不良、嘔吐を伴う腹部膨満は早く診察します。緑色嘔吐、起こしにくさ、呼吸困難、青・灰色、けいれんは救急です。

続く場合は早く連絡します
硬く痛い便、反復して出ないいきみ、授乳・尿低下、血、硬い腹、嘔吐、成長不安が続けば連絡します。生後8週未満で2〜3日便がない場合は授乳状態と一緒に助産師・医療者へ相談します。
医療者へ簡潔に伝えます
正確な月齢、胎便時刻、開始日、最後の便と硬さ、痛み、血から伝えます。授乳、調乳、尿、嘔吐、腹部膨満、体温、成長、薬、元気、行ったケアを加え、受診時期と安全な治療計画を確認します。
よくある質問
一枚濡れていれば脱水ではありませんか?
一枚だけでは判断できません。一日の傾向、授乳、全身状態を見ます。
回数が少ないとき水を飲ませますか?
生後6か月未満は医療者の指示なく水を与えず、小児科へ確認してください。
記録を完成してから連絡しますか?
救急サインや相談基準があれば、記録より受診を優先してください。
出典
この記事は一般的な情報であり、診断や治療の代わりではありません。尿量低下や授乳の心配、赤ちゃんに合う計画は小児科へ相談してください。