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日常ケア

ベビーマッサージの時期・方法・オイル

タオルを敷いた床のマットで起きている赤ちゃんと母親
床のマットの隣で顔を合わせています。

ベビーマッサージは赤ちゃんが落ち着いて起きているときに優しく行い、嫌がる様子があればやめます。

新生児や月齢の低い赤ちゃんを世話する大人にとって、最初の判断は、今この赤ちゃんが触れ合いを心地よく感じているかです。手順を覚えたりオイルを買ったりする前に、その様子を確かめます。

マッサージは赤ちゃんとの絆を育み、一緒にくつろぐ時間になり得ます。

要点

  • 赤ちゃんが空腹、疲れている、体調が悪い、または皮膚に開いた傷があるときはマッサージを見合わせます。
  • オイルは先に皮膚の小さな範囲で試し、少量だけ使います。
  • すべてのマッサージの動きを行う必要はありません。

新生児はいつから始めますか?

優しく安心できる触れ合いは、産科や新生児病棟のスタッフに教わりながら、生まれたときから始められます。

家庭で行うマッサージの習慣について、英国には生後4–6週まで待つという勧めがあります。

生まれてすぐの安心できる触れ合いと、家庭で手順を決めて行うマッサージでは状況が異なります。初めて家庭で行う場合は、生後4–6週という目安をもとに担当の医療者と時期を相談するとよいでしょう。

早産で生まれた赤ちゃんや治療中の赤ちゃんは、家庭で始める前に担当の医療者から適した触れ方を教わります。

赤ちゃんの様子を見て準備します

赤ちゃんが静かで、十分に休んで目を覚ましており、保護者も落ち着いている時間を選びます。

授乳の直後はマッサージをしません。

触れる前に起きている赤ちゃんの表情を見る父親
始める前に目を合わせるひとときです。

床にマットを置いて隣に座ると、準備をまとめやすくなります。赤ちゃんの服を脱がせる前に、使う物を近くにそろえます。

暖かい部屋で、おむつ替えマットに柔らかいタオルを敷いて行います。

鋭い部分やとがった部分のあるアクセサリーは外します。

終わったあとに使うおむつ、おしりふき、服を手の届く場所に用意します。

一か所ずつゆっくり試します

足など、始めやすい場所を選びます。触れながら表情を見て、心地よさそうな間だけ次の動きに進みます。

足のマッサージで赤ちゃんのかかとを支える保護者の手
足に触れながら、かかとを支えています。
部位優しい動き条件・注意点
足足は、かかとから足指に向かって足裏をゆっくり優しくなでます。赤ちゃんが嫌がる様子を見せたらやめます。
脚脚は足首から太ももに向かって滑らかになで、性器の周りは避けます。性器の周りを除く
腕腕は肩から手首に向かって優しくなでます。オイルが赤ちゃんの手につかないようにし、ついたら指を拭き取ります。
おなかおなかが柔らかく、いっぱいでなければ、時計回りに優しく円を描くようになでてもよいでしょう。へその緒の部分が完全に治るまでは、おへそ周辺を避けます。
力の抜けた赤ちゃんの脚に優しく触れる保護者
自然に力の抜けた脚のそばに手を添えています。

オイルやローションの選び方

オイルの案内は機関によって異なります。以下の英国、米国、オーストラリアの選択肢を参考にし、湿疹など皮膚の問題があれば、製品を選ぶ前に担当の医療者と相談します。

無地のボトルと小皿に入った少量のオイル、畳んだタオル
小皿に少量のオイルを取り分けています。

英国の案内では、ひまわり油、グレープシードオイル、分別ココナッツオイルがマッサージの選択肢です。

米国の案内ではココナッツオイルを提案し、大人用マッサージオイル、ハンドローション、ナッツ由来のオイルを避けるよう勧めています。

上の英国の案内では、ベビーマッサージに精油、オリーブ油、マスタード油、ミネラルオイル、ナッツ由来のオイル、小麦胚芽油を使わないよう勧めています。

オーストラリアの案内では、マッサージにクリームまたはオイルを使う方法を説明しています。

始める前に少量のオイルを手のひらで温めます。

オイルが多すぎると、赤ちゃんを抱き上げるときに滑りやすくなります。

湿疹や傷ついた皮膚がある赤ちゃんには、ピーナッツやごまなど、アレルギーの原因になり得る成分を含むオイルを避けます。

やめるときと受診が必要なサイン

嫌がる様子があれば、いったんやめます。体調が悪いサインがあれば、続けるよりも助けを求める判断が必要です。

最初はマッサージを好まなかったり、まだ受け入れる準備ができていなかったりする赤ちゃんもいます。

赤ちゃんがさらにぐずったらやめて、別の機会に試します。

赤ちゃんの頭と体を支えて抱く父親
マッサージを終え、体を支えて抱いています。

赤ちゃんが息苦しそう、または起こしてもなかなか目を覚まさない場合は、すぐに救急の助けを求めます。

生後3か月未満の赤ちゃんで体温が38°C以上なら、すぐに医療機関を受診します。

赤ちゃんの症状が心配、またはどうすればよいか分からない場合は、今すぐ医療者に連絡して急ぎの相談をします。

マッサージ中の疑問

毎回、全身のマッサージが必要ですか?

全身のマッサージを終えたり、決まった順番を守ったりする必要はなく、赤ちゃんが好む動きを選べます。

コリック向けの手順は授乳後どのくらい待ちますか?

コリックを和らげるマッサージについて、米国には授乳後少なくとも30分待ち、赤ちゃんが静かでしっかり目を覚ましているときだけ行うという勧めがあります。

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出典

  1. Just One Norfolk / East of England Community Health and Care NHS Trust — Baby Massage
  2. NSW Health / Western Sydney Local Health District — Baby massage
  3. Derbyshire Community Health Services NHS Foundation Trust — Baby massage
  4. American Academy of Pediatrics / HealthyChildren.org — The Benefits of Baby Massage
  5. NHS — When to get urgent medical help for babies and children under 5