赤ちゃんのホワイトノイズ、効果と安全な音量

ホワイトノイズは一部の赤ちゃんの寝つきを助ける可能性があり、使う場合は音を小さくし、頭から離して短時間にとどめてください。
機器を使うか、どう使うかを考えている、新生児と1歳未満の赤ちゃんの保護者向けの案内です。
要点
- 音を小さくし、離して短時間だけ使ってください。
- 赤ちゃんの耳の位置で50 dB以下を目安にしてください。
- 寝かしつけの間だけ短く使い、赤ちゃんが眠ったら切ってください。
- 起きて遊ぶときや話しかけるときは切ってください。
どのくらいの効果を期待できますか?
音を出す機器は一定の背景音を流し、周囲のほかの音を目立ちにくくすることがあります。
生後2~7日の新生児を対象とした小規模な研究では、ホワイトノイズを流した群で5分以内に眠った赤ちゃんが多かったものの、すべての赤ちゃんが長く眠るという根拠にはなりません。
静かな部屋ですでに寝つけるなら、音を出す機器を追加せず、その環境を続けてかまいません。
音を流しても寝つきに役立たない場合は、音量を上げずに切ってください。
音量はどう確認しますか?
一部の機器は、聴力を損なうほど大きな音を出すことがあります。
赤ちゃんの耳の位置で50 dB以下を目安にしてください。
50 dB以下は米国の病院が紹介する新生児室の騒音基準を参考にした目安とし、低い音量、十分な距離、短い使用時間も守ってください。
50 dBは目安であり、時間を制限せず使っても安全だという保証ではありません。
音量だけでなく、使う時間と頻度も関係します。
機器を最大音量で使わないでください。

スマートフォンの騒音計アプリはおおよその値を示すため、スピーカーの横ではなく赤ちゃんの耳の位置で確認してください。
赤ちゃんがいない寝床で確認し、寝かせる前にスマートフォンを片づけてください。

寝床の近くで話すのに声を張る必要がある場合は、機器の音量を下げるか切ってください。
寝かせる前に置き場所を決めましょう
部屋の反対側の棚など、寝床から離れた安定した場所に置いてください。
機器やスマートフォンを赤ちゃんの寝床に入れないでください。
| 決めること | 確認すること |
|---|---|
| 置き場所 | 機器は赤ちゃんの頭からできるだけ離してください。 |
| 音量 | 赤ちゃんの耳の位置で50 dB以下を目安にしてください。 |
| 使用時間 | 寝かしつけの間だけ短く使い、赤ちゃんが眠ったら切ってください。 |
いつ切ればよいですか?
寝かしつけの間だけ短く使い、赤ちゃんが眠ったら切ってください。
自動で切れるタイマーは短時間の使用に役立ちます。

測定値が低くても、一晩中つけてよいとは考えないでください。
背景の騒音は、赤ちゃんが話し声をはっきり聞く妨げになることがあります。
起きて遊ぶときや話しかけるときは切ってください。

いつもの安全な寝床を保ちます
1歳未満の赤ちゃんは、毎回、硬く平らな寝床にフィットシーツだけを敷き、仰向けに寝かせてください。
枕、おもちゃ、ゆるんだ寝具を寝床に置かないでください。
聞こえが心配なとき

スマートフォンと騒音基準の疑問
機器の代わりにスマートフォンを使えますか?
スマートフォンでホワイトノイズを流す場合も、低い音量、十分な距離、短い使用時間という注意点は同じです。
大人の騒音基準を赤ちゃんに使えますか?
大人の職場の騒音基準を、赤ちゃんの安全な音量の基準として使わないでください。
出典
- American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — How Noise Affects Children
- Children’s Hospital of Philadelphia — White Noise: Not the Right Noise
- BMJ — Archives of Disease in Childhood — White noise and sleep induction
- American Academy of Pediatrics — HealthyChildren.org — How to Keep Your Sleeping Baby Safe: AAP Policy Explained
- National Institute on Deafness and Other Communication Disorders (NIH) — Your Baby’s Hearing and Communicative Development Checklist